アンジュー ワインの旅 続き

いいもの、おいしいもの
久しぶりに食べるクロワッサンは幸せの味

さて、ぶどう畑に囲まれたChâteau Piéguëは、とても静かでよく眠れました。朝、雄鶏の声で目覚めるのも旅行に来ている感じでよかったです。朝食は、色々な種類のパンとか、ハム、チーズ、卵を好きなだけ取って食べるスタイル。一人ひとつ焼き立てクロワッサンもありました。

ワインの試飲もさせてもらいました。ここのスパークリングロゼが爽やかにおいしかった。赤も購入。
静かな町の入り口。車の進入禁止。

朝食後は車で近くの村、Béhuardに行きました。ここはロワール川の中州にある小さな村で、観光客の車の立ち入りが禁止されています。村の入り口に大きな駐車場があるので、そこに車を停めてのんびり村を散歩することができます。

朝、早め(10時前)に行ったので、まだ多くの観光客は到着しておらず、静かな村の雰囲気を味わうことができましたが、だんだんと時間がたつにつれて、村が混み合ってくるのが感じられました。

日曜日で、きれいな服を着た人たちが教会に集まっていたので、結婚式かと思いましたが、あとで聞いてみたら、日曜日の礼拝に集まっている人だったようです。この辺りは敬虔なクリスチャンの家族が多くて、日曜日の礼拝は大事なイベントとのことでした。

滔々と流れるロワール川。日本みたいにコンクリートに囲まれていないのが素敵。
コンクリートに囲まれていないので、洪水はよく起こるようです。
川沿いのテラスでいただく最高においしいフランス料理。

そのあとは車で次の町Chalonnes sur Loireへ。ここはちょっと大きめの町ですが、ロワール川沿いにお散歩ができて、のんびり気分を味わえます。

歩いていたら、川沿いにいい感じのレストラン(Quai Bareteau https://quaibareteau.fr/)があったので、お昼ご飯を頂きました。フランスのレストランは、観光客用のレストランを除いて、大抵キッチンが14:00くらいに閉まってしまうので、おいしいお昼を食べたければ13時ちょいくらいまでにレストランに入ることをお勧めします。

ここはお値段は特別高いわけでもないのに、お皿の上の全てのものがおいしくて、今回の旅で一番の発見となりました。

相方のパンタード(ホロホロ鳥)。彼はいつも魚を選ぶけど、この鳥には目がない。
私の鴨。お肉はやわらかくておいしかったけれど、付け合わせの野菜が全て完璧でおいしかったー。
ババ オ ラムならぬババ オ コワントロー。ババのスポンジにコワントローがシミシミしていて、ふわふわの爽やかクリームと一緒にいただくのが美味でした。
相方のピーナッツムースと焼きパイナップル。とってもオリジナル、しかもおいしい。

朝ごはんをたっぷり食べて、それほどおなかが空いていたわけではないので、メインだけでいいと思っていたのですが、メインの料理全てがおいしくて、デザートも一人一つ食べました。家でいろいろな野菜を料理すると、一部の野菜に火を通しすぎたりしてしまいますが、こちらの付け合わせには色とりどりの野菜があって、そのひとつひとつが完璧に調理されていて感動モノでした。

デザートもバランスが良くて、ペロッと食べてしまいました。

食後は、また別のスポットでロワール川を眺めながら散歩したりしました。このあたりは、小さな川が合流して大きなロワール川となって海に流れていくところで、Le Loir川(小さい川  https://fr.vikidia.org/wiki/Loir_(rivi%C3%A8re))と La Loire川(フランスで一番長い川)があってまぎらわしいです。

Le Loirだったかな?

その後は、この日の宿泊先となるChâteau de Noirieuxへ。

「相方の誕生日を祝うための旅行です」と予約時に書いておいたら、お部屋をアップグレードしてくれて、とっても素敵な部屋に泊めてもらえました。感激。しっかりお城に泊まった感じを味あわせていただきました。

犬君の宿泊料25ユーロも払わなければいけないのですが、ボール、お菓子、水入れ、うんちバッグの入ったバッグをもらえて、犬君も大はしゃぎでした。ちなみに、この子は捨て犬センターSPAから10年前に我が家に養子に来たかわいい子です。かわいすぎてなぜ捨てられたのか全然わかりませんが、私たちにとっては素晴らしい縁としか言えません。

星付きホテルに慣れてしまった犬

お城の周りは緑に囲まれていて、しかもバラ園なんかもあって素敵でした。

夜ご飯はお城のレストランL’Attilio Briollayで食事しました。内装と景色がとても素敵でしたし、お料理もまあ、おいしかったのだけど…感動するほどでもなく、それほど美しい料理とも言えず、サービスもスマートとは言えず、お値段は一流でした。お昼がおいしかっただけに、場所代として割り切るしかなかったです。

牛ヒレとピュレ。44ユーロ也。

朝食のテラス席が、森の上にいるような感じでとても素敵でした。朝食ビュッフェはまあ普通。でもオレンジジュースがちゃんとオレンジを絞った味がしておいしかったです。

その後はAngers(アンジェ…どちらかというとオンジェと聞こえる)へ。まずはコワントロ社の製造直売店へ。コワントロはアンジェ発祥の甘いオレンジのリキュールです。よくカクテルとかお菓子に使われていますよね。

蒸留所の見学も予約をしていればできるのですが、犬が入れないので今回は断念しました。でもしっかり、3種のコワントロ商品を味見させてもらいました。

一つ目は普通のコワントロ(これだけだと甘い)、それからブランデーと混ぜたコワントロノワ(黒、これが一番飲みやすかった)、そして唐辛子入りのSpicy(辛くてこれだけだとおいしくない)です。お菓子作りにコワントロ、それから食後のお酒にコワントロノワを買って帰りました。

その後はアンジェの町を散策しました。二回目なのですが、前回は雨だったので、全然雰囲気が違いました。

アンジェのお城。これを攻めるのは大変そうです。

お昼は適当にわき道に入って見つけた、カンボジア料理屋さん(https://cambodia-streetfood.fr/)へ。1時半を過ぎていてちょっと心配でしたが、入れてもらえました。

こちらのお料理はしっかり東南アジア(カンボジアには行ったことがないので、カンボジア料理としてどうなのかはわかりませんが)のお味でしたが、盛り付けがフランス風で素敵でした。ちょっと暑かったので、マンゴ入りのサラダが爽やかで印象に残っています。

そんなこんなで色々飲んで、食べて、見物して、楽しい週末(+月曜に有給)を過ごしました。ほんの少しの遠出で日常から離れられて、とても心が軽くなりました。

限りある人生、いろいろな体験にお金を使いたい、今日この頃です。

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