サンマロ散策

いいもの、おいしいもの

今日で年末年始のおやすみも最後になるので、気分転換にサンマロ(Saint Malo)という海辺の町に行ってきました。車でレンヌ(Rennes)から50分くらい、電車でも行かれます。ここは観光地なので、日曜日でもお店やレストランが開いているし、何しろ目の前に広がる海がきれいで、気持ちがすっきりします。

レンヌの自宅近くでは、今日はマイナス6度の晴天だったのですが、サンマロに着くと青空が出たり、雨がパラっと降ったり、時々刻々と天気が変化していきました。いつもこんな調子なので、雨が降ったらカフェやお店へ、止んだら散歩って感じで臨機応変にぶらぶらします。

海辺ですごく寒いかと思ったのですが、ヒートテック+ユニクロのダウンジャケットで全然大丈夫でした。日なたでは、汗ばむほどでした。

犬を連れて、海辺を散歩して、それからInter Muroという城壁で囲まれた町の外周を歩きました。

向こう岸はDinardの街 怪しい雲行き
Robert Surcouf (貿易商) 奴隷も扱っていたのに像があるなんて…

サンマロは第二次世界大戦のときにドイツ軍に占領されており、アメリカ軍の攻撃で、城壁や町並みは完全に破壊されたそうです。

サンマロの戦いは、ケイト ウィンスレット主演の、Lee Miller (リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界)という映画に出てきます。ちなみに、Lee Millerは女性報道写真家なのですが、彼女の人生も、彼女の取った写真も、複雑でとても興味深いです。

今ある城壁や町並みは、戦争後に再構築されたものですが、中世のフランスの街並み、といった雰囲気が残っていて素敵です。城壁の中には、たくさんのお店やレストランがあるのですが、壁に囲まれているので、ちょっと暗いのです。

今回は、冬の憂鬱を吹き飛ばすような海を見たかったので、城壁の外、海岸沿いにある La Cornicheというレストランに行きました。オフシーズンなので、予約なしでも問題なく、海の見える席に通されました。犬も一緒でOKなので、助かります。近くの席で退屈していた子供が、犬を撫でに来たりしました。

軽いお昼のつもりでしたが、私はタルタル+フリット+サラダという黄金のビストロメニュー(いつも悩んで結局これになる)、相方はエイヒレのバターケイパーソース(グルノーブルソースと書いてあった)にピュレ(マッシュドポテト)という高カロリーメニューになりました。

タルタルとフリットとサラダ
エイヒレ グルノーブルソース

高カロリーですが、決して重くなく、どちらもすごくおいしかったのです。私のタルタル (生の牛肉に玉ねぎとかケイパーとかマスタードを混ぜたもの) は、ひき肉ではなくて、ナイフで切った赤身の肉なので、肉の歯ごたえが残っていて、しゃきしゃきの玉ねぎと相まっておいしかったです。

相方のエイは、新鮮だったし、ソースがたっぷりバター味で、幸せな味でした。グルノーブルというのはフランスの山間部にある、海から遠い町です。昔、グルノーブルに魚が届けられる頃は、魚が臭くなっていたので、レモンやケイパーでにおいをカバーするようなソースを作ったのが、グルノーブルソースと呼ばれることになったそうです。

デザートは、柑橘類(オレンジ、ベルガモット、コンバワ)を使ったケーキに、イタリアンメレンゲ(泡立てた卵白に高温のシロップを加えて調理したもの)の添えられたものを、二人で半分にしました。喧嘩になるほどおいしかったです。一人一個注文すればよかったかも。

キッチンが閉まる時間(フランスでは1時半-2時を過ぎると、キッチンが休憩に入るため、昼食が食べられなくなります)で急いで適当に入ったレストランでしたが、大当たりでした。

しかも、暖かい室内から海が見られるのは最高!

インターネットを綿密に調べてレストランに行くのもいいですが、こういったギャンブルも当たると楽しくていいものです。

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